
苦手なのは、頭が悪いからではありません。
理数系が苦手な人は、解剖生理や生化学でつまずきやすい傾向があります。そして「苦手」と思うと心にブレーキがかかって、ますます頭に入らなくなります。まずは簡単な漫画など、自分が受け入れやすい入り口から始めること。それがいちばんの近道です。
臓器の名前を、働きと流れにつなげる。
「名前は見たことがあるのに、問題になるとわからない」。そんなときは、一つの臓器だけで覚えず、どこからどこへ、何が流れるかを図にしてみます。図を見て終わらず、自分でも説明するところまで確かめます。
たとえば、動脈と静脈。
動脈と静脈を分けるのは、心臓に対する血液の向きです。心臓から出ていく通り道が動脈、心臓に戻る通り道が静脈。酸素の多さだけで名前が決まるわけではありません。
血液の流れを、矢印で確かめよう。
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授業では、こんな順序で。
- 簡単な問題を解いて、つまずきを見つける
- 図で場所と働きをつなげながら解説
- 自分で説明できるまで、くり返す
こんな生徒さんがいました
用語を並べて覚えようとして、つながらなかった生徒さん。臓器の位置と働きを図で整理し、矢印をたどって説明してもらうと、問題の選択肢を自分で選べるようになりました。