
看護師国家試験の勉強を、今の自分から組み立てる。
問題集を一冊終えることだけを目標にすると、わからないところが残ったままになることもあります。まずは、解ける問題・迷う問題・説明が読めない問題を分けてみましょう。授業では、そのつまずきから復習する順序を考えます。
必修・一般・状況設定、それぞれの勉強法
必修問題の土台
基礎的な用語や知識を、意味と一緒に確認します。正解だけでなく、ほかの選択肢がなぜ違うかも言葉にしてみます。
一般問題の理解
解剖生理、疾患、看護のつながりを整理します。苦手な分野は教科書に戻り、図で説明できるところまで確かめます。
状況設定問題の読み方
対象者の情報、時間の経過、設問で聞かれていることを分けて読みます。選択肢を選ぶ根拠を一つずつ確認します。
必修50問は、メンタル戦。
試験当日、1問目・2問目が難しいと動揺して、そのまま崩れてしまう人がたくさんいます。心が整うまでは、必修からいきなり解かずに、ほかの問題から解き始めてもかまいません。それも試験を乗りこえる大事なスキルです。授業では、当日の解く順番まで一緒に決めます。

復習が続く、四つの手順。
- 今の状況を知る
模試や過去問で間違えたところを持ち寄り、どこで迷ったかを確認します。 - 仕組みを理解する
用語・図・教科書を行き来して、つながりを整理します。 - 自分の言葉で説明する
答えを閉じて、なぜそうなるかを短く話したり書いたりします。 - 時間をおいて解き直す
同じ問題や関連問題に戻り、説明できるかを確認します。
一週間の組み立て例
最初の日に苦手を一つ選び、次の日はその単元の基礎を確認。週の半ばに問題を解き直し、週末に一週間の疑問をまとめる。試験までの期間や実習・仕事の予定に合わせて調整します。
試験の情報は、公式資料で確かめる。
学習範囲の確認には、厚生労働省の「保健師助産師看護師国家試験出題基準(令和5年版)」を使えます。受験手続き・日程は、その年度の公式案内で必ず確認してください。